11月29日

  テーマ 生物と種           

             大阪府高齢者大学校 音田輝元 講師                                               

1、生物と種

 世界には、たくさんの種類の違う生物(動物や植物)がいる。しかしが違うと子供を作ることはできない。

虫の仲間には見た目が違い別々の名前で呼ばれているものもあるが、生物の設計図=遺伝子が同じことで子孫が残せることになる。

2、生物の種と品種改良 

 人々は労働力や食料・愛玩動物を得るために品種改良をしてきた。ブロッコリーやカリフラワーはキャベツから作られた。しかし近年遺伝子組み換え食品が出てきて賛否両論の議論が交わされていることもあり、又形のよくないものを捨ててしまう食品ロスなどの問題も起きている。

3、ダーウィンの進化論

 科学者が調べて結果、チンパンジーはヒトとほとんど違いがなく、ヒトとハエでも半分ぐらいの原子・分子の並びが同じ。

「地球上の全ての生物の祖先は共通でそれが長い間に進化して様々な生物になった」と考えられている。

日本では、この進化論を信じられているが、世界中がそう思っているわけではなく、神様がいろんなもの全てを作ったと信じている人々もたくさんいることも事実である。


午後 社会見学 大阪市水上消防署 プロジェクターによる水上消防署の紹介・館内見学

                     大阪市水上消防署 地域担当者 消防司令 中嶋 和雄 様

 港区は、海に面しており他の区にはない水上警察署や消防署がある。この日は暖かい日差しの下、天保山にある水上消防署の見学に行った。

残念ながら消防艇「まいしま」は定期的な点検整備のため見学できなかったが、私たちに身近な消防署の活動以外に船舶火災に対する備え、さらには水難救助隊としての活動もされていることを、映像を通して教わった。

水難救助隊は平成3年に「潜水救助隊」として発足し、特別救助隊として海・河川での溺れた人や行方不明の人の救助に活躍している。

特別救助隊は都島区にもつくられた。

お話の後、救急車が着くまでに私たちができる心臓マッサージや担架の持ち方や注意点などを体験した。

集合写真を撮った消防車のドアの下にいざという時のために、消防士の靴とズボンがセットしてあったのが、リアルだった。